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実際に熱海で働いている人の話を聞いて、
熱海で働く事の意義や楽しさを知ってみましょう。
株式会社 釜鶴
創業約160年の江戸時代終わりから続く老舗の干物店です。
代表取締役
二見 一輝瑠
熱海市出身。明治大学商学部商学科。2001年より株式会社釜鶴。2011年より株式会社machimori取締役としてまちづくり会社に参画。熱海魚市場取締役、熱海市観光協副会長としても街の発展に関わる。
釜鶴はどんな会社ですか?
創業約160年の江戸時代終わりから続くひもの店です。現在はひもの屋として5代目になりますが、元々先祖である「釜鳴屋平七」は魚を獲る「網元」という仕事をしていました。しかし、当時の漁民の生活が苦しい時、漁民の味方をして「漁民一揆」を起こして、八丈島流しになってしまいました。 その後正義の行動として評価され熱海市に銅像が建立されています。その事件から漁業権がなくなってしまい、「釜鳴屋平七」の息子「鶴吉」がそれぞれの名前をとって、「釜鶴」という干物の加工販売を専門で行う会社をすることになりました。
どんなことを大切に経営されていますか?
弊社はPurposeとして「海の恵みに感謝し還元する」ということを掲げています。我々は加工業者であり、小売業者ですので漁師さんがいないと仕事が成り立ちません。そのため、魚を獲ってくれる漁師さんにも、魚にも感謝をし業界に還元することを大事にしています。 このPurposeは4代目⇒5代目の私になるときに改めて定義しました。飲食店が増えてきたこともあって、会社の中でも組織が細かく分かれるようになりました。そのため、全員を同じ方向性を向いて価値発揮につなげるためには、元々あった品質方針だけでなくもう少し短くわかりやすい言葉で定義する必要があったため設定しました。 そのほかにも行動指針としてValueを大きく4つ掲げています。 1つ目が、「Seasonal / Organic / Natural」 季節感、旬を意識し、酸化防止剤などは使わず無添加で安心安全な商品をつくります。 2つ目が、「Craftsmanship / Handmade / High quality」 伝統を受け継ぐ魚捌きや絶妙な塩梅、仕入れた魚をすぐに干物に仕上げることで、他社より塩分控えめで魚の旨味を引き出すなどベテランだからこそできる仕事を意識します。 3つ目に「Port to Table」 港からテーブルまでをつなぐという意味で仕入れから食卓、飲食店までをつなぐ仕事をします。 そして最後に「Legacy / Challenge」 江戸時代から続く伝統や技術を受け継ぎながら、新しいことへの挑戦を心掛けていきます。これらを行動指針として日々取り組んでいます。
どんな職場を目指しているか?そのために意識していることは?
作り手の思いを乗せて販売していくことができないと、その価値は伝えられないと思っています。そのため、先ほど話したPurpose、Valueに合わせて、「自分たちの仕事、商品に自信と誇りをもって取り組む職場」、単一のチームで動くのではなく、会社全体で連携して消費者に価値を届ける「部署を超えたクロスコミュニケーションを行い、全員がお互いを知っている風通しの良い職場」になることを心掛けています。実際、飲食店3店での合同MTGを行ったり、年に1回の全社会議・BBQ大会、正社員の新入社員の方には入社後各部署を1週間ずつ回ってもらい会社全体を知ってもらうことから始めています。 アルバイトやパートの方には、お任せしたいことを明確化して、不安があればすぐに上司と相談できる体制を作るということを意識しています!また、社員全員に私との年に2回の1on1MTGも実施しています。仕事だけの悩みでなく、子育てとか健康とか色んな悩みがあると思うので、社員の状態を把握し、社員の状態に合わせた働きやすい環境になるよう努めています。
どんな働き方ができるか?
働いてる人は年齢の幅も広くて、正社員は完全週休二日制ですが、正社員だったけど出産のタイミングで一度退社をされて、産休明けパートタイムとして戻ってくる方もいれば、介護をしながら柔軟に働いていただくということもできたりします。 干物の仕入れから加工、販売、飲食、体験まで幅広く事業をやってるからこそ、その人・タイミングにあった働き方を提案しています。
応募者の方にメッセージ
歴史ある伝統の会社ということから固いイメージがあるかと思うが、Valueにもある通り、革新とか変化することを柔軟に考えているので、気づいたところは柔軟に吸収させていただきたいと思っています。熱海という場所の特性から、初めて観光で熱海に来る方も多いので、魚の良さや干物の良さ熱海の魅力を一緒に伝えていきましょう! また、人の喜びに興味がある方に来てほしいですね。 どんなことをしたらその人が喜ぶだろう?とか、そこを想像して行動ができる人は素敵だなと思います。若年層だと干物を食べたことがない方や旬がわからない方も多いので、そういう人に干物のストーリーや天然の魚のおいしさ、季節感を楽しんでもらうということに喜びを感じてもらえると嬉しいです。
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